テニスにおけるパワーの源は@運動連鎖、Aムチの原理、Bバネの原理、です。これを一つの動きの中で、無意識のうちに行うことが大切です。 「バナナウェイト」はラケットに装着して、素振りを行うことにより、それらを可能にします。
@運動連鎖
パワーある打球を打つためには、体の各部位を順序良く加速し、ラケットを効率よく加速する運動連鎖の法則が必要になります。各関節をリラックスさせ「足首→ひざ→腰→脊柱→肩→肘→手首→ラケットヘッド」の順にタイミング良くスムースに加速させなければなりません。「バナナウェイト」をラケットに装着し、素振りをすることで、体をしならせながらの運動連鎖の確認ができます。一つ前の関節が最大速度になった時点で、次の関節を加速させる動きをイメージしながら素振りを行うと、インパクト時の身体エネルギーを最大限に引き出すことができるようになります。
Aムチの原理
インパクトの瞬間にラケットヘッドの速度を最大限ににするには、ラケットヘッドを加速させると同時に、グリップエンドにブレーキをかける必要があります。「バナナウェイト」をラケットに装着し、素振りをすることで、このグリップにブレーキをかける感覚を習得することができます。
Bバネの原理
パワーある打球のための最大のパワーを発揮するためには、筋肉を一瞬伸縮させ、収縮する必要があります。「バナナウェイト」をラケットに装着し、素振りをすることで、テイクバックからフォワードスイングへと、ラケットの進行方向を変える直前に筋肉を伸縮させる感覚を習得することができます。
バナナウェイトによるストレッチング方法
テニスの前にストレッチングをすることは、筋肉を柔らかくし、関節の動きを良くします。これにより、「バナナウェイト」トレーニングで習得した技術をよりスムースに行うことを可能にします。また、テニスの後にストレッチングを行うことは筋肉にたまった疲労物質を取り除く働きをします。「バナナウェイト」をラケットに装着し、ゆっくりとラケットワークを行うことで、そのストレッチング効果を最大限に引き出すことを可能にし、怪我や障害の予防に役立ちます。 <ストレッチング方法>
@伸ばそうとする筋肉に意識を集中させる。A呼吸を止めず、息をゆっくり吐きながら行う。B軽い反動をつけて、ゆっくりとのばす。C自分のペースで行う。
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